遠藤雅司(著)
春秋社 2019年
パン・スープ・焼き菓子・チョコレート・コーヒー・アイスクリーム……
知られざる食の歴史を読み解く歴史を味わうレシピ20品収録
モーツァルトとベートーヴェンの時代、ウィーンの宮廷楽長に君臨したアントニオ・サリエーリ(1750-1825)。
ヴェネツィア共和国のレニャーゴで生まれ、オペラ作曲家としてウィーンとパリで活躍。フランス革命~ナポレオン戦争という激動の時代を経験しつつも、シューベルトなど多くの後進を育てました。のちに「モーツァルトを毒殺した男」の烙印を押されてしまいますが、実際は心優しく、家族思いの人物で、甘いものに目がないという知られざる一面も。
18~19世紀のヴェネツィア、パリ、ウィーンの料理やお菓子やドリンクを現代日本の食卓で再現!