
ロナルド・L・マレット(著)、ブルース・ヘンダーソン (著)、竹内 薫 (監修)、P.M.Ken (写真)、岡 由実 (訳)
祥伝社 2010年
父親の突然の死という悲劇が、ひとりの少年を襲った。 悲嘆にくれる中、彼はSF小説『タイム・マシン』と出合う。 「そうだ、タイム・マシンがあれば、もう一度パパに会えるんだ」 その日から、少年の目標が定まった。「科学者になって、タイム・マシンを製作する」ことだ。 貧困、鬱・ひきこもり、人種差別の中、少年は着々と夢に向かって突き進んでいく。 数多の失敗、挫折を重ねた末、黒人初の物理学博士となる。 そして、ついにタイム・トラベルを可能にする「方程式」を発見した。